「東京の液状化予測図」 によれば、東京は低地、台地、埋立地から形成され、それぞれに「液状化の発生しやすい地域」「液状化の発生が少ない地域」「液状化がほとんど発生しない地 域」に分けられる。湾岸と隅田川の周辺を除けば、ほとんどが武蔵台地・多摩丘陵による台地にかかり、「液状化がほとんど発生しない地域」であるが、なかに は低地による「液状化の発生が少ない地域」が存在する。
目黒区のなかで、狭い範囲だが「液状化の発生が少ない地域」がある。行って見るとそこは、高台と高台の狭間にあたるところで、昔から田んぼとして 使っている斜面の下に位置していた。目視したところ、当該地において液状化や建物ダメージの目立った痕跡を見つけることはできなかった。