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上野毛レジデンス<世田谷区・三菱商事>


「上野毛レジデンス」は内井昭蔵建築設計事務所が設計した分譲マンションである。場所は東急大井町線「上野毛」駅から徒歩7分。上野毛の「ノゲ」は「崖」を意味することから、国分寺崖線の上であるというのが地名の由来であるとされている。しかし、現地は矢沢側沿いに位置し、駅からは下り坂となる。敷地は一種低層で、四方道路の恵まれた整形地である。
竣工は2002年8月。地価の底である。長引く不動産デフレの中にあって、三菱商事の担当者は平均面積120平米台の邸宅型マンションを決断。内井昭蔵建築設計事務所は、ロの字に建物を置き、中は丘陵の緑地にした。専有部も木製サッシュを導入するなど、質を極めた高級住宅に仕上がっている。
所在地は世田谷区中町。4階建てである。四方接道であるが、バルコニーは細長に切断した銅板を並べているため、外観は重厚感のあるタイルと木製サッシュが独特の存在感を醸し出してはいるが、プライバシーには割り切った格好となった。低層の街並みに融合させるアイデアは珍しいといえるだろう。
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