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「ザ・パークハウス鎌倉大船」の立地評価

2016/03/13

「ザ・パークハウス鎌倉大船」現地

「ザ・パークハウス鎌倉大船」現地

住宅地として様々な観点から「良い土地だな」と。「ザ・パークハウス鎌倉大船」の立地である。

最寄り駅のJR横須賀線等「大船」駅から徒歩6分。所在地は鎌倉市大船二丁目。現地は、駅東口を出てそのまま目抜き通りを直進。交差点の右手角地だ。画像は現地(左)と駅方向(右)を同アングルに収めたものである。

大船は、かつて「松竹撮影所」で知られた街という。施設はテーマパークとなった後、現在その跡地は「鎌倉芸術館」となる。マンション現地は、駅から芸術館までのアプローチ上にあたる。目抜き通りの名称が「芸術館通り」。車道両側に歩道が整備され、沿道に電柱はない。ショップが軒を連ねるが、繁華街的な飲食店は駅から遠ざかるほど減少し、現地に着くころにはほぼ住宅街の家並みである。ほとんど平坦であるが、駅から現地に向かって若干隆起している。周囲の家屋が低く、空が大きい印象を覚えるのだが、標高差も影響しているのだろう。

整形地で、南北に長い。大きな区画は周りの(住居地域)街区にはないもので、総戸数45戸の分譲マンションは市場全体で見ればスケールは決して大きくはないのだが、周辺の景観のなかでは十分存在感を与えそうだ。つまり、駅からの距離感、そのアプローチ、現地周辺の環境、高低差、道路付け、地形等々そして建物のスケールも加え、さまざまな観点から「良好な立地条件」であると思ったことと、それが「自然と評価してもらえる位置(ロケーション)と規模」であると感じた。路線価をみると、やはり相対的に高水準で、上記を裏付ける評価がなされている。外構計画は、エントランスアプローチに擁壁風の大きな岩石の門構えとその向こう側にシンボルツリーを重ね合わせ、第一印象を重ずる導入部に設えてある。

合理的な価値観が深耕し、利便性重視の住居様式である「マンション」は、最寄り駅までの絶対距離が尺度としてより比重を増してきたように思われる。駅直結ともなれば、その利便は計り知れない良さがあるだろう。とはいえ、駅から家までの「間(あいだ)」はそれはそれで意味のあるプロセス、空間ではないのか。知った顔があれば、挨拶や会話もする。すると、ご近所の様子が伺える。軒先に並ぶ品によって季節を感じ、セールに出くわすと気分も悪くない。些細な事柄も、積み重なれば日常のなかで一定の(良い意味で)リズムになる。帰宅までの数分で得るものは(たしかに人によって違いはあるかもしれないが)じつは意外に多いのではないかと思うのだが、それもこれもすべては街並みや立地環境といった状況次第。「ザ・パークハウス鎌倉大船」の場合は、それが高い確率で得られそうだと感じたのである。

事前反響は公式サイト公開から13週で1200件超と「予想を大きく上回る」(事業主)数値だった。「駅に近い場所で供給が少なかった」ことが好反響の要因だと思われていたようだが、それ以上に「立地評価が高いからではないか」というのが個人的な見解である。
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