不動産ジャーナリスト会議

老朽マンション建て替え問題

昨日はREJA第110回研修会に参加した。テーマは「老朽マンションの建て替え問題」。講師は上智大学経済学部教授 山崎福寿氏にお越しいただいた。

山崎教授の具体的な対策は、区分所有法の改正と容積率の割り増しである。5分の4の決議と反対する区分所有者の買い取りが、そもそも非現実的で、こ
れは法律として欠陥ではないか、との指摘である。容積率も当初定めた根拠がなく、省エネルギーに配慮してもっとコンパクトに集まって暮らす、都心の高度利
用の促進を提唱された。

これに対し、マンションにだけ容積率の割り増しがあるのは公平でない、1度しか使えない策であると、議論が横行。いつになく異論が出た。結果、そもそも老朽マンションの建て替えが規制緩和の論点になりうるか、課題として成立していないのではないかという疑問が大勢あった。

アメリカでは棟丸ごと売却し、その代金を全員で分配する。建て替えが進まないことを問題にしていること自体、理解ができないという反応だったらしい。

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