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"目から鱗"の住宅企業経営

創業者経営の企業の魅力は、社長そのものである。業界ではタブーであったりするようなことを大胆にやってのけ、それが会社の原動力になっている場合も珍しいことではない。ひとつ例を挙げてみよう。

まず、その社長は自然素材にこだわった家を作りたいと思い立つ。木はすべて無垢を使うことにした。しかし、いくら言っても建材メーカーがたまに合板を紛れ込ませる。だから、自分で山を買った。自分で加工したものだけを使うことにしたのである。

無垢材は値段が高いという。が、自分で木を切って使っていると、長い材料、短い材料をうまく1本の木からロスなく採れることがわかった。高い理由も、コストを抑える方法も理解できた。

環境共生を、材料だけでなく、躯体・構造でも早くから取り組んでいた。自然の力で快適な住まいを。実際の良さは、住んでいる人からの口コミが最も効
果的だ。だから顧客からの紹介が一番固いとどのメーカーもいう。が、この会社はそれだけない。顧客になった人、つまり自社の家に住んでいる人を住宅展示場
で積極的に雇うのである。

いくら建材や工法をアピールしても、実体験を語れるのは顧客以外にいない。専門知識はないが、どれだけ快適かを伝えるには「お客さんが最も適した人材」ということだ。雇用に悩む地方の企業らしいアイデアでもある。

もっと「目から鱗」の話がたくさんある。家のメンテナンスも面白い手法で顧客に伝授している。その詳しい内容はこちらで。

工務店さんの感謝祭

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