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マンションの資産価値を重視するなら

2014/12/14

「いつ買うか」と「どれを買うか」。この2点がマイホーム決断の二大要素だとこれまで言ってきたが、最近思うのは「どれを買うか」より「いつ売るか」に発想を切り替えても良いのでは?ということ。

「いつ買うか」と「いつ売るか」。まるで株式投資のような指南だが、ここに至った経緯には意図(市場動向、背景)がある。

昨今のマンション購入検討者は、不動産業者ではないかと思うくらい資産価値に重きを置く人が増えた。不動産業者ではないかというのは、買取再販を事業としているようだという意味である。厳密には資産性とは、換金性と収益性にわかれるのだが、賃貸収入をメインとしたマイホーム用マンション購入検討者はほとんどいないだろうとの前提で、つまり売ったときに買ったときの値段より下がっていないこと=換金性を指しているのである。

デフレの時はそれほど意識されなかった資産価値はここにきて一気に期待値が上がった。ミニバブル(2006年~2007年)とアベノミクス(2013年~2014年)の影響だろう。インフレがくる、といってもすべての不動産が上がる予測はすでに立ちにくい。将来性が見込める、または投資資金が集まりやすい要件を備えたエリア、プロジェクトに限定されるだろう。だから「どこが上がるか」を知りたいわけだ。たが、短期的に都心部は高騰し、すでに利ザヤを「これから容易に得られそうな場所」は簡単に見つけにくいといえる。同じことを多くの人が考えている。リスクをとれる人はいち早く行動し、「リスクをとる余裕があまりない」慎重派が出遅れる。投資の世界は株も不動産も同じだ。

だから「どれ(物件選別)」の優先順位を下げ、「出口(売却)を考えたほうがいい」。これが背景にある意図。結局どんないい物件でも基調が弱いときはそうそう益が期待できるものでもない。それより資産インフレの流れをうまくつかむことを考えたほうが結果が望めるのではないかということ。往々にして上がり基調のときは「もっと上がるから今売ったら損」と強気に考えがち。思ったより上昇局面で売却の行動に出られる人は少ないのでは。そんな思いも含んでいる。

 

 

 

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