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東急不動産三枝利行社長「先入観持たず、まずやってみる」

2014/12/15

東急勉強会-003昨日は、日本不動産ジャーナリスト会議研修会で東急不動産代表取締役三枝利行氏の講演を拝聴した。三枝利行氏は、1958年生まれ。青山学院大学を1981年3月に卒業し、同年4月東急不動産入社。住宅、ファンド事業などに携わった後、2008年執行役員に就任。昨年東急不動産グループが体制変更したことを受け、金指前社長がホールディングス社長に就任し、三枝氏が東急不動産の指揮を執ることになった。「7人抜き」と阿部代表(REJA)の紹介があったが、業界を見渡しても若手リーダーの誕生といえるだろう。

内容は事業、業績の説明、組織改編と市場の展望、おもだったプロジェクトの紹介である。注目されたのは新規事業。地方遊休農地を活用した農業分野への参入、レンタルオフィス(ビジネスエアポート)、インフラ事業(空港運営権)、ゴルフコース跡地を活用した発電事業など。これらは今までの同社のイメージとは異なり、三枝体制の特色のひとつと盛り上がった。記者からは渋谷の良さが失われつつあるのではないか、東急電鉄との区分けは、といった意見や質問も出た。後者に関しては「沿線開発は電鉄、不動産はそれ以外で」との回答だった。「ビルでは原宿青山界隈と銀座(東芝ビル跡地)、分譲は都心の再開発をねらいたい」。渋谷の再開発では、道玄坂1丁目と桜坂口の2プロジェクトに関わっている。

古参記者陣を前に、プログラムは株主総会と投資家向け用の説明を詰め込んだような堅めの内容だったが、質問が止まず、最後のほうになると三枝社長の人柄があらわれはじめ、バイタリティの片鱗に触れることができた気がした。「社長は何がしたいのか」といった問いかけに「のんびり暮らしたいだけ」と冗談交じりに答えたのも就任後の激務さを表しているようだった。画像の写真は、鎖に足がつながれている象。「社員にこれを見せ、これからは解き放たれて自由になれ、とメッセージを送った」という。「NO ATTACK NO CHANCE」とも。行動なしにチャンスなし。「先入観を持たすに、まずやってみる」が仕事をするうえでのこだわり。座右の銘は「笑門来福」。

 

 

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