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間取りの研究

2015/08/29

新築マンションの取材記事を書いていると、まずはじめに立地にかかわる項目がきて、その次に建物の構造やデザインに関する事柄が並ぶ。何処のどんな物件でもそれが一応の流れだ。逆から綴ってもおそらく誰に咎められることもないだろうが、そもそも集合住宅は土地の特徴を考えて建てるから、その順番のほうが読み手も物件を理解しやすいということになる。

とくに、昨今重要視される「資産価値」は立地と共用部にその要因の大半を占めるから、その2点で十分となりがち。それ以外は言ってしまえば後回し。いくつもタイプがある間取りなどは「アウトフレームかどうか」「サッシと天井の高さは?」くらいで、あとは設備の標準仕様や省エネについて触れる程度だ。

しかし、考えられた間取りは本当に面白い。ひとつの図面でこんなに発見があるものかと感心させられるし、平面から空間を想像する練習にもなる。高級マンションの広い間取りも楽しいが、100㎡前後の家でもアイデアの詰まった家はたくさんある。それを教えてくれたのがこの1冊。色々な家づくりの本を読んでみたが、繰り返し熟読した(この場合、観賞といったほうが適切かも)のはこれくらいである。

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