取材メモ

「タワーマンションの眺望」著名経営者の評価

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昨日記事の冒頭に、「せっかくの先進タワーも窓際に立たなければ眺望が見えない」といったコメントがある。これは某著名経営者から聞いたものである。その方は、大学在籍中に起業。現在その会社は東証一部に上場している。その他にもマンションデベロッパーを2社起こしている(うち1社はいまも稼働)。不動産に関する書籍も出している。にもかかわらず、ごく一般的な生活者の目線で最新技術が投じられたタワーマンションの眺望について放った一言が印象的だった。かなり前のエピソードではあるが、今でもよく覚えている。

コメントは、別の記事「タワーマンション購入者の思わぬ誤算」でも紹介した。掲載は2008年11月。リリース直後、あるブロガーが「そんなこといっても仕方ないでしょ」「それはマンションの住み心地の本質的な事柄ではない」といったような内容のトラックバックをされたのを見て、そのときはそのような視点・感覚が逆に新鮮に思った。現在、超高層はもとより、低層でもソファから外が眺められるマンションが珍しくない(上の画像は「ガーデンヒルズ四ツ谷 迎賓の森」4階住戸から撮影したもの)。商品性は、すべての部位とはいえないが、10年までにくらべれははるかに向上しているといえる。

デフレの頃にくらべればマンション居住者の「永住志向は希薄化」していくだろう。「新築VS中古」の構図も関心を示す人が減っていくだろう。これからは「建物(と管理)の質」の時代になる。「上質な躯体」に注目が集まる。そこが「際立った、秀逸な物件は高い資産価値を維持し続ける」とみている。一度買ったものに不満を言っても仕方がない、のは確かかもしれない。だが、住み替え指向が高まれば、「躯体の質と資産価値の相関が強まる」トレンドに拍車がかかる。とくに都心部は。

 

 

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