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早期回収か、利益追求か

2016/03/17

「ブリリアタワー上野池之端」は地上36階建て、35戸の非分譲住戸を含む全361戸のタワーマンションである。東に隣接する「上野恩賜公園」不忍池の借景が、一番のウリである。交通アクセスは東京メトロ千代田線「湯島」駅から徒歩4分、JR山手線「上野」駅から徒歩10分である。

「ブリリアタワー上野池之端」物件情報

物件レポートは一両日中にでもあらためるとして、ここでは2016年度の市況シナリオについてのみ触れる。

「ブリリアタワー上野池之端」は2019年3月中旬竣工予定、同年6月入居予定である。いまから3年以上も先。にもかかわらず、2016年3月19日から予約制事前内覧会を開始したのち、5月モデルルームグランドオープン、「6月には第1期販売」予定。消費再増税の経過措置(2016年9月末)までに出せるだけ出したい=駆け込み需要に合わせたい、意図だろう。

しかし、マイナス金利導入にはじまり、今週のECB追加緩和など世界金融市場は「積極投資スタンスへの環境整備強化」に躍起だ。日本の景況感はいまひとつさえず、物価上昇率も目標を下回る。このまま予定通りに2017年4月消費税が10%になれば、景気に与えるダメージは相当で、深刻化長期化する恐れがあるだろう。期待される日銀の追加緩和は、為替という点では前二度ほどの効果は望めないかもしれないが、「何でもする」と黒田総裁が発言し続けている以上、いつ実行されても不思議ではない。

だとすれば、「消費税増税10%」よりも「低金利による不動産需要の創出」、つまり不動産相場にかかる上昇圧力もシナリオのひとつに入れざるを得ないのではないか。「シティタワー武蔵小杉」は竣工時、全住戸6割売り出し、完売時期の目安は1年半後といった。もちろんデベロッパーによって方針は違うのだが、「投資の早期回収」はインフレ期待下においては「(獲得し得た)利益の損失」を招きかねない。

さすがに気になったので「万が一消費再増税がなされないときは時間を使って売っていく?」と質問したら、「柔軟に対応することも考えている」とのこと。2016年のマンション市場は重要な分岐点が複数存在する。

下の画像は現地隣接「東天紅本店」8階からの眺望。その一番の特長が「出来上がってから実感できる」のも超高層の特性である。

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【2017年 この春の注目マンションプロジェクト】

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