首都圏マンション「震災被害」状況調査

「カンテイアイ」最新号(Vol.68)の必見は、トレンドレポート31「緊急報告:『東日本大震災』首都圏マンション被害状況調査」。これは東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の883件の被害状況を独自に調査し、まとめたものだ。東京都では中央区、江東区、江戸川区、葛飾区が対象エリアである。

調査項目は、建物の被災状況を6段階に、敷地の被災状況を「被害有り」「被害無し」「不明」のいずれかに、マンション周辺の被災状況も同じく3分類でヒアリングをかけた。建物の6段階は、「被害無し」、仕上げ補修で済む「軽微」、柱や耐力壁以外にせん断ひび割れなどの見られる「小破」、柱や耐力壁にせん断ひび割れなど大規模な補修を要する「中破」、耐力の著しい低下を招く「大破」、そして「崩壊」である。

地域ごとの数値は本誌をご覧いただくとして、まとめとして、建物の被害の最も大きいのは「小破」であるが、これが全体の0.5%であるのに対し、敷地の「被害有り」が13%近く、周辺の「被害有り」にいたっては17%を上回る。このデータを見る限り、住まい選びは地域選びがまずもって優先されるべきだと受け止めざるを得ない。

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