マンションPER、マンションPBR2011

東京カンテイが、首都圏や近畿圏など都市圏のマンションPER2011、PBR2011を「カンテイアイVol.68」でリリースした。マンションPERとは価格を年額の相場賃料で割ったもの。マンションPBRは10年間に売り出された新築マンションの中古売り出し平均価格を分譲時の平均価格で割ったものである。東京の都心部などは、「PBR」は高いが「PER」は低く出るなど、地域の相場の特徴を顕著にあらわしている。

レポートには、路線図に色分けされて、おのおのの指標の高い低いがひと目でわかるように記されているが、「PBR」の都心部が一様に高い(1.0以上)のは印象的であった。これには2007年のファンドバブルの影響が大きいようだが、レポートでは、2000年以降の新築マンションが大底圏であった本来の価値を下回っていた、と総括している。

たしかにリーマンショック後下落はしたものの、不況だ株安だと騒がれた割には都心の不動産は底なしに値崩れしたという印象は受けない。マンションを供給するプレイヤーが減り、完成在庫を叩きうる必要も無く、販売競争が落ち着いた影響もあるかもしれないが、1億前半までの市場は、需要が思った以上に底堅い。極端に景気の波を受けない、比較的安定した需給バランスが保たれているような気がする。

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