「ザ・パークハウス追浜」の事前反響

「ザ・パークハウス追浜」プロジェクト説明会のプログラム

昨日「ザ・パークハウス追浜」プロジェクト説明会がマスコミ向けに開かれた。場所は追浜駅近くの同販売センターである。主催者「三菱地所レジデンス」の出席者は、瀬川取締役副社長、原執行役員(横浜事業部担当)をはじめ、開発ならびに販売担当者の計8名。挨拶の後、開発経緯や物件の特徴など、約30分強説明があった。続いて、シアター、模型、モデルルーム見学をし、再度はじめの会場に戻って質疑応答を交わす。販売センターでのプログラムが終了した後、希望者はタクシーで現地に向かった。このマンションは山を削り、道を作って建物を建てているため、単独で現地を見ることが現時点ではできないためである。

IMG_8177.JPG

「追浜」駅徒歩圏に1,000戸超のマンション供給が...

「ザ・パークハウス追浜」は標高80mの山を削って開発する。敷地総面積は8.8ha。相当な大きさである。完成予定総戸数は709戸。これも、場所がら相当なボリュームだ。しかも、現在販売中の道路をはさんで隣接する「ルネ追浜」とあわせると1,000戸を超える規模である。したがって、地元の需要だけではお互い完売までにかなりの時間を要すると思われ、広域探客策がおのずと重要になる。そこで問題は、遠くからも関心をひく魅力があるかどうかだ。

IMG_8183.JPG


現地からの見晴らし

プレゼンテーションのなかで再三強調してたのが、「標高59m」の高さ。超高層建築物の分類に入る高さ60mとほぼ同じであることから、タワーマンションの目線と同等だとの解説があった。「金沢八景」駅から「追浜」駅を通る国道16号線は標高10m以下であることから、最寄駅から現地まで50m以上を登るアプローチとなる。エレベーターが設置されるため、昇り降りの心配は軽減される。建設が進む現場に向かったが、長い上り坂のうえは、たしかに眺望がひらけた。ランドマークタワーや海がみえる。坂の下からは想像できない景色が広がっていた。

IMG_8187.JPG

地盤と構造

この山は一部を削り、埋立地用に運搬されていったそうだ。敷地の一部分は谷地であったところをうめ、盛土を施す部分があり、建物の基礎は直接基礎と30m程度の杭基礎との併用である。直接基礎の支持層は地下2mというから、良好な地盤だ。下の写真は基礎杭の鉄筋。空が大きいために、杭の大きさが小さくみえるが、経は人間の背丈ほどもある。

余談になるが、地盤関連の情報を。三菱地所レジデンスの販売センターでは、液状化予測マップやハザードマップをすべての現場で閲覧できるようにしている。液状化予測マップは、自治体が発行するものだが、確実な資料ではないため、説明が簡単ではないと思われるが置かないわけにはいかないのだろう。これは重要事項説明にもうたわれないので、みるほうも勘違いしないようにしなければならない。

IMG_8188.JPG

市外からの問い合わせが7割

「ザ・パークハウス追浜」は今週末から事前案内会(予約制)がはじまる。昨日の時点で135件の予約が入っているそうだ。同じく反響の総数は700件。意外だったのは市外からの問い合わせが7割もあること。HPには72㎡台が2,400万円台~となっていた。この価格の魅力が広域反響につながっているそうだ。またタワーマンションと同等の眺望も関心を高めているのではないかということだった。

01_EV棟斜面庭園_110722_Fix.jpg

上のパースは、新しく作られる道路からエレベーターを見上げたもの。道路は擁壁と共にほぼ完成していたが、実物はもっと開放感のある道である。青田の大規模マンションは、完成するまでスケール感が伝わりにくいところが難点だ。下の画像は、共用施設の集まるガラス張りのフロアを描いた。北斜面をいかした眺めの良いコミュニティスペースをアピールしている。

今後、郊外マンションに求められること

郊外における高齢化、過疎化が今後ますます注視されるであろうなか、「自然の山を削り、その土で埋め立てをする」と聞くと世の中全体のバランスを欠いていないかという声が聞こえてきそうである。人口が増えていくならまだしも、新しい分譲マンションはどこまで必要なのかということだ。が、この物件などはよく見ると、坪単価@130万円前後ながら二重床二重天井である。ペアガラスももちろん完備されており、首都圏はもとより全国レベルで見てもこの価格帯のなかでは品質が高い。また、今般の開発により、隣接する小学校の通学路の安全確保、県営住宅の住民の利便性向上に貢献するとのことである。

今後マンションデベロップメントは、地域によっては、計画通り販売をすすめることで需要の確かさを証明していかなければならないだろう。また、分譲する過程では、その開発が地域にどう貢献するのか、新築ならではの性能の高さを丁寧にホームページなどでわかりやすく説明することがのぞまれる。販売センターのシアターなどもそんな視点で活用できそうだ。

04_共用棟外観_110722_Fix.jpg


2011年8月より「住宅探訪記」は「住宅ブランドの実際」へ、URLとともに名称変更しました。




【地盤に関する記事】
東京の液状化予測マップ 東京の標高を調べる 東京湾の津波

【不動産用語の解説】
仲介手数料 「坪」の由来 市街化調整区域 建ぺい率/容積率
マイホームの税金 マンション建替え円滑化法 住宅ローン金利 購入時の諸費用
地鎮祭・上棟式 土地購入の注意点 構造、工法の違い 自宅売却の注意点
住宅性能表示制度 住生活基本法 地デジとホームシアター 建築家リフォーム