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東京都中古マンション、「在庫件数」最高値更新

下のグラフは、「東日本不動産流通機構」が毎月発表する「中古マンション」に関する東京都のデータの推移を表したものである。「新規登録件数」「在庫件数」「成約件数」のトレンドを見てみよう。まず「新規登録件数」は、先月10,000件を突破。これまで同水準を超えたのは3度あり、いずれも2016年以降である。首都圏の新規登録件数が2017年10月最高値を更新したことから、首都圏中古マンション市場が全体的に売却希望が高まっていることになるが、マンションストックが増加の一途をたどっていることから、自然な推移ともいえなくもない。東京都「在庫件数」は、2017年10月最高値を更新(2017年10月25,973件)。一方、「成約件数」は直近(2017年10月)1,586件とピーク時(消費増税直前2014年3月1,983件)の約20%減である。

 

都心は、税制や景況の変わり目に敏感であることは以前の記事で述べた。東京都が牽引する形で在庫件数は一段と増加しそうな気配だが、先月来の株高がとくに都心部にどのように影響するか、今後の注目点になるだろう。

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