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「だったら、マイホームは2戸買いなさい」

地価が大きく動くとき、「この家はいくらで売れるのか?」といった素朴な疑問が湧いてくる。上がっていれば舞い上がり、下がれば「残債を下回ったら…」と不安な気持ちに陥ってしまう。

「資産価値を気にするんだったら、マイホームは2つ持つ必要がある」。こうきっぱりと言い切ったのはHさんだ。現在は大手デべM社の関連会社社長。このセリフを初めて聞いたのは、もう15年以上前になる。が、少し前にお会いしたときもまったく同じことをおっしゃっていたから、主張はブレていない。理由はいたってシンプル。「上がったところで、売らなければ売却益は入らない。仮に売ったら売ったで、次に買う物件は上昇相場で買うわけだから、同じこと」。つまり、2戸所有して初めて「資産価値を語れる資格が生まれるのだ」という。だから、ひとつ持つだけなら、できるだけ長く住める、自分好みの飽きない物件を選べ。資産性を語るにはまだ早い、と。

Hさんは、マンションの商品企画を長年手がけてこられた。性能評価制度対応や異業種コラボレーションなど、M社の品管とブランドイメージを牽引してきてきた人物と言える。畑違いのことは、あまりしゃべらない人が少なくないが、彼は自ら技術屋だとしながらも、世の中全般の潮流や価値観の移り変わりといったことに対し、自ら問いを立て、自分なりに解を求めるタイプであった。資産価値に対する考え方もそのひとつ。

バブルのとき、「今売ったら、これくらいになる」と自慢する人はたくさんいたが、実際に売って、はじけるまで賃貸で待って、下がってから買い直したという人を、たしかに聞いたことがなかった。だから、実行性は別にして、非常に的を射たアドバイスだと思った。

個人的に、2件目を考えるとしたら、少し離れた場所がいい。例えばこの辺りに興味が。思うだけなら自由だ。

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