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自由設計の活かし方とその見えにくい利点

自由設計のマンションは誤解を受けやすい。自由にできると聞いていたのにできないことが結構あった、担当者は標準プランに近づけようとしている、といった声が実際にある。およそ考えられることは、仕様書に収まらないオーダーの場合、あるいは素人考えでどう見てもそれは住みにくいとプロが判断したケースなど。例えば、地所レジのスタイルハウスは「イケア」のキッチンは使えないということだった。品質が保証できなからだろう。間取りも、柱や梁、空間の効率を考えれば、結局標準プランに似てしまったなんてこともありえる。自由設計を使いこなすということは、思った以上にレベルの高い行為だと思おう。

では、自由設計の恩恵を一般の方々は感じることができないのかというと、それは間違いである。下の図をご覧いただきたい。マンションというある意味画一的な集合住宅において、自由度こそが満足度と比例する。これは事実だ。既製品は、満足度が限られ、逆にコーポラティブなどは最上位(右上)にくる概念となる。

では、スタイルハウスはどこに位置するのか。安易に中間より上と答えられそうだが、厳密にはこうだ。スタイルハウスは7名の建築家から自分に合うと思った人を指名する「しくみ」が、非連続さをもたらすものと認識すべきである。次元を違えたといって良いだろう(下の点線)。

さらに重要なことは、品質管理のしっかりしたデベロッパーの仕様書をもとに作ることができること(上の点線)。ここは解釈が難解で、(厄介なのは地所レジの社員でさえその差をうまく解説しきれないと想像するのだが、)自分のやりたいアイデアが品質上問題ないかを確認できる作業の設定は、耐久性やメンテナンス性が重視される住宅購入において非常に経済価値・利用価値を生むステップだということ。したがって、たしかに見た目はコーポラティブが個性的ではあるのだが、目に見えない質の確かさにおいてはスタイルハウスの方が安心感が(同等かそれ以上に)ある。長い目で見た満足度が劣らない、をわかるとわからないでは大違いなのである。

マイナーチェンジした三菱地所レジデンスのスタイルハウス

 

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