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目黒区立大橋図書館併設「クロスエアタワー」が竣工

2010.12大橋歩道橋より撮影

本日同レベルから撮影

記者内覧会

追分というと、ちょっとニュアンスが異なるかもしれないが、「大橋」の信号はそんな感じのするT字の交差点である。右に行けば渋谷、左に行けば三茶、駒沢、二子玉川から厚木に向かう。しかし、この信号を、ほんの少しクランクして急な坂を上っていく道がある。目黒区立大橋図書館があり、東邦大学大橋病院があり、さらに急勾配を駆け上がると、駒東、筑駒、そして東大駒場キャンパスへとつながっていく。

都心、郊外、文教の丘。その分岐点の麓にできたタワーマンションが「クロスエアタワー」。事業主は東急不動産、東急電鉄、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産の4社。比率は30:30:25:15。これに東京都の保留床48戸分の専有部分が加わって分譲された。現在9割側売れているとのこと。価格は坪単価にして300万円の前半だそうだ。三井不動産レジデンシャルの飯田橋再開発タワーマンション「パークコート飯田橋ザタワー」の記者発表会では、千円単位まで坪単価を発表し、制震装置の性能に関しても震度6で5%の低減効果と即答してもらえたが、本日は残念ながら準備されていなかった。制震の構造説明はもっと詳細に語られていいような気がする。免震と同じように家具転倒の恐れが小さくなると勘違いする人がいたとしたら、それは正しい認識とは言えないからだ。

新「大橋図書館」9階

屋上庭園出入口

屋上庭園から富士山を望む

記者から防災に関する質問が出た際、「震災の前の企画だから」という応対が見られたが、「クロスエアタワー」の優れた点は地盤と構造である。杭基礎よりも安定感のある直基礎を採用し、大成建設が開発したばかりの200Nという超高強度コンクリートを地下階に用いている。これにより、機械式駐車場の収まりが向上したそうだ。制震も大成建設の実績は豊富で、東日本大震災後に首都圏の既存建築物において極軟鋼の変形は一切見られなかったというから、メンテナンスフリーは実証されたといえる。つまり、良好な地盤に最新技術の躯体、極限値の高い構造を使って出来た超高層建築物なのである。

共用部の特筆すべきは2点。1点は目黒区の出張サービス所と図書館が入ること。目黒区の図書館は区内のどこに返却しても良いことになっているが、同じ建物にあると便利であることはいうまでもない。インターネットが閲覧できる端末は1台しかないというから、あまり他の施設とはかわらない気がしたが、予算の厳しい行政区だけに致し方なかったか。2点目は大橋ジャンクションの屋上庭園である。道路公団から目黒区が無償で借り受ける。低層住宅地の多い目黒区だけに南から西側の景色は抜群の抜け感であった。天気も良く富士山までよく見えた。

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