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新築マンションの進化は「天井」

虎ノ門ヒルズレジデンス

虎ノ門ヒルズレジデンス

最近は新規オープンがめっきり減ってしまった分譲マンション市場だが、今年の傾向をあえて挙げるとするなら、やはり「天井」だろう。「ベイズ」しかり、「パークホームズ駒沢レジデンス」しかり。凸凹が極端に少なくなった。思い起こせば、「パークコート千代田富士見」以来ではないか。この傾向が定着しはじめたのは。外観重視で柱の食い込みが目立ったデベも、今ではアウトフレームはもちろんのこと、天井もすっきりとした極力平らにするようこだわっているようだ。

高さ規制の厳しい地域では天井の高さが限られてくる。その中で躯体(梁)、設備配管、空調(高級物件に多い埋め込み型カセットエアコン)、ダウンライトなどさまざまな要因が天井を押し下げる。少しでも天井高の数値をあげたいがために、結果じつに多くの段差が出来上がってしまう。天井は高いほうが理想なのだが、あまりの凹凸はその良さを帳消しにしてしまうと考える設計者もいる。多少下がっても面をそろえることを優先するのである。

面一の天井のモデルルームを見て、広々とした印象を持つ人も多いだろう。そういう場面では実際の高さを聞いて「もっと高いのかと思った」という感想がきまって出るものだ。市場の中で誇れるほどの数字(天井高)ではないにしても、逆よりよっぽど良いと思う。

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