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新築マンションと中古マンションの違い

2014/05/05

マンション用地取得の競争激化が土地の値上がりを誘い、建築費高騰が原価高に拍車をかける。一方で積み上がった分譲マンションストックは、一定の割合で市場に出回る。どういう状況が起きるかというと、「仕様が下がる新築」と「取引件数が右肩上がりの中古」というふうな見え方になる。「これからは中古の時代だ」と。

たしかに、2005年くらいまでのデフレ時代に企画された物件は、今より高級な材質の内装や工夫されたプランであることが少なくない。それらが売りに出されれば「良質な中古物件が増えた」といわれる。ただ、だからといって中古のほうがモノが良いと言い切るのはどうか。近頃の新築は、耐震や防災の配慮がなされ、資産価値の意識した外観やエントランス、または空間の開放感を高める構造など後々替えられないところに投資されている例が増えた。

つまり、どちらにも一長一短があって、それを比べてもあまり意味がないと思う。違いを知ればいいだけだ。最も重要なことは、物件の立地や購入価格。それに尽きる。

不動産会社は業態によって中身がまったく異なるというが、開発(分譲)と仲介(中古)にもそれは当てはまる。開発はいかに魅力的な用地を仕入れ、優れたプランを投入し、販売から引き渡し後のアフターサービスまでを整えることができるか。安定したバリューチェーンを築けるかどうかが問われる。かたや仲介はネットワークが大事。個人の力量次第といわれている。

プレイヤーの仕事内容が異なるわけだから、受け手(顧客)側の対応も違ったものになるはず。つまり新築と中古は、物件特性の差の前に、「買い方がまったく別」だということを理解すべき。

 

 

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