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常設の高級マンションギャラリー

2011/09/06

1995年のこと、千代田区にマンションの販売センターが建ち、ちょっとした話題になった。当時はまだ都心のモデルルームが珍しかった上に、場所が番町だったから。ふつう棟外モデルルームは分譲が終われば解体するが、「二番町マンションギャラリー」はいくつもの物件を、それも高級マンションだけを限定して扱った。皮切りは「パークハウス六本木三河台」である。現地との距離がネックにならないことを第1号で実証できたことは大きかった。新たな試みは業界の先駆けとなった。

当初は建物を入ってすぐに長いカウンター机が並んでいたから、接客レイアウトとしてはまだまだ郊外の延長にあったわけだ。しかし、その後「パークハウス神宮前」「パークハウス高輪」「パークハウス芝白金台」「パークハウス西麻布」「パーハウス神宮外苑」と立て続けに売るごとにスタイルは変わっていった。戸数の少ない「パークハウス神宮前」などはモデルルームを作らず、特注の収納ケースにいれたサンプル部材と模型だけでセールスをした。貴金属品を取り扱うブティックの接客手法を応用したのである。

バブル崩壊後のデフレ期にあって、「パークハウス」のハイラインは一定の売れ行きを示す。平日の体制、大型車でも余裕のある駐車場など富裕層の特徴に対応しながら、「三菱地所のマンションは高級感がある」とのイメージ定着に成果をあげた。顧客リストがたまってくると、こんどは他社億ションの販売代理の声がかかるようになった。困難といわれる富裕層市場で事業が好循環していった。

一度足を運んでもらった場所はかえない。この発想は「広尾ガーデンヒルズ」を分譲した拠点が三井の仲介センターに引き継がれたケースがじつは最初である。現在「麻布霞町パークマンション」が建っている場所だ。二番町は現在「二番町ガーデン」というビルが建ってしまっている。新会社三菱地所レジデンスは、高級マンションの販売拠点として「赤坂ハウジングギャラリー」内に「ザ・パークハウスギャラリー赤坂倶楽部」を設置しようとしている。ここは「パークハウス」第一号マンション「赤坂パークハウス」(下の画像:右の建物)の隣接地にあたる。

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