住宅ブランドの実際

マンションの市場動向がわかるサイト

中古マンション

専有面積のミスマッチ、地区で大きな差

不動産流通市場データでは、都心3区の在庫が減少傾向に転じたと過去記事(「中古マンション在庫「都心減少」「城東増加」」)で書いた。下のグラフは、成約と在庫でそれぞれの専有面積を重ねて表示したものである。母数のスケールが異なるため、上下動の幅に違いはあるものの、おおむね軌道は同レベルで推移している。一方、さらに下のグラフ「城北地区」のそれは、大きな乖離をみせている。

城北地区は文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区。山手線内側にある文京区から、郊外に隣接する練馬区まで含まれているため範囲は広い。成約が「50m2~60m2」のレンジに収まっているのに対して在庫は「40m2~50m2」と、10m2ほども開きがある。ここまで顕著に差が出ている要因はエリア範囲も広いことから推察し難しい。

 

専有面積「在庫」と「成約」の差を23区地区別に表してみた。計算式は「在庫専有面積ー成約専有面積」。「0」に赤ライン。これより下にあれば、在庫が成約より小さく「狭い住戸が余っている」「狭い住戸が需要より多く出回っている」となる。都心3区以外はおおかた需要に満たない広さの住戸が多いといえそうだ。

 

 

 

【関連記事】
相続税改正の影響で「中古コンパクトマンション」供給過多!?

【関連記事】
中古マンション在庫「都心減少」「城東増加」
年末にかけ「億ション」市場活況に

-中古マンション
-,