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分譲マンションの3つの定価

2015/07/27

新規分譲マンションの販売価格、デベ視点からいう「値付け」には3通りの考え方がある。

まずは周辺相場に見合った「ストライクゾーン」。事例を徹底的に分析し、誰が見ても相場ど真ん中と納得できる設定である。次に「高値チャレンジ」。相場から1~2割上乗せした値付けだ。これには2パターン存在する。一つ目は過去にはなかったような良好な環境を有しているあるいは仕様が格段に高い、など特別な要因を有している場合。見様によっては、特殊要因があるのだから不動産評価としては相場レンジにあるといえなくもないのだが、基本スペックだけで地域相場と比較したときには、やはり突出感を禁じ得ない。二つ目は特殊要因がないケース。この場合、在庫になりやすいがそれを前もって覚悟して売りはじめる。時間を要すが、地元の住み替え需要の湧き出るスピードで、つまり自然に売れていけばよいと考える選択肢である。最後に「割安」。潜在需要に対して圧倒的な供給数がある場合、これを選択することがある。郊外大規模物件が好例である。

アベノミクスによって「時間を有効に使う」選択肢が有効化した。インフレ局面では早期完売は収益の最大化につながらない可能性があるからだ。

 

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