住宅ブランドの実際

マンション市況を知る

高級マンション

分譲マンションの質と売れ行きは連動するか

即日完売(業界で「ソッカン」という)が、物件の質を表すバロメーターというのは一見当然のようだが正しい表現とはいえない。マーケットをはずしていないという点で、企画力、プライシングが評価されたことは間違いではないだろう。しかし、質が高いかどうかはまた別の話だ。 逆に、質は高いが売れ行きは悪いというケースはある。多くはないが、稀でもない。 共通するポイントは立地評価をどう見るか。あまりに高く評価し過ぎると(つまり、マーケットから逸脱してしまうと)対応不可能になるが、立地の良い点にフォーカスし、そのエリアでNo.1を目指した設計を入れた物件は資産価値が周囲よりも高く維持できるケースもある。以下は具体例について記述した記事の一部引用である。 “通常、専有面積の拡大は販売の長期化につながるケースが多く、効率的な事業運営からすれば積極的に採用しにくいアイデアといえる。しかし、街並みに則した設計を重んじるならば、商品企画というものは「周囲の環境が決める」といっても過言ではない。案の定、完売まで時間を要したというが「他にはない高級感が高く評価され、在庫がなくなった瞬間から一部の住戸が値上がりした」と関係者は語る。”

【関連記事】
中古マンション在庫「都心減少」「城東増加」
年末にかけ「億ション」市場活況に

-高級マンション