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分譲マンションにおける「即日完売」という表現

820分譲マンションは、そのプロジェクトが好評だったかどうかを、(即日完売の略で)「ソッカン」という言い方であらわす。細かく言えば、ソッカンは安かった証しだとするデベロッパーもあるが、在庫を嫌う事業モデルであるため、たいていのデベにおいて「ソッカン」は販売目標となる。

分譲マンションの販売方法は、登録制と先着制がある。登録制はモデルルームの公開期間を十分設けた上で、買いたい人が買いたい住戸にその意思を定められた期間内に登録する方式である。同住戸で倍率が付けば抽選をして決める。先着は、ある決められた日時から早いもの順で買える方式だ。モデルルーム公開日と先着順受付開始日が同時のこともある。いまでは登録制が多い。

では、即日完売はどういう状態をいうのか。全戸に登録が入ったら「ソッカン」と呼ぶ場合が大勢のようだ。なかには、契約行為ではないので、正式でないとする企業もある。三井不動産レジデンシャルはその1社だ。同社のリリースにはこれまで即日完売という表現は使われたことがなかった。しかし、昨日のお知らせに同表現があった。「全戸の契約が終了し、即日で完売しましたのでお知らせいたします」とある。物件名は「パークホームズ目白ザ フォレスト」である。登録最終日または抽選日に契約を締結することは考えにくいため、契約までにキャンセルまたは辞退などで空いた住戸がなかったことを言っているものと推察する。

ちなみに、不動産経済研究所の初月契約率は、該当月内に抽選日(または先着順受付開始)を迎えた物件が、当該月末の時点でどれだけ売れたかを示すものである。申込、契約のいずれのステイタスにあるかは売主の判断に委ねられているようだ。

 

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