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免震ピット内「オイルダンパーの設置位置と数」の根拠

「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」の免震ピット内オイルダンパーの配置について、その数と設置場所の根拠を質問した。その公式回答の全文を掲載する。これが三菱地所レジデンスおよび三菱地所設計のクオリティの一端である。

質問③:オイルダンパーの位置、向き、数について、根拠があれば教えてください。 (直下型地震に対してはこの位置でこの向きに何台あればOK というような検証をされた上での配置でしょうか?)
回答③:オイルダンパーは、建物長手方向に6 台、短手方向に6 台の計12 台が配置されています。 本免震建物のオイルダンパーの基数は、設計段階において計10 波の地震動によるシミュレーションの結果を用いて決定しています。
10 波の地震動の中には、
・過去に観測された地震動に基づくもの
・建築基準法告示により定められたもの
・関東大地震を想定したもの
・行政機関より発表されている東海、東南海地震を想定したもの
が含まれています。
建築基準法告示により定められた地震動と想定の関東地震動には、直下型地震を想定しているといえる地震動も含まれていることから、オイルダンパーの基数は、「直下型に対してもこの台数があれば効果的に免震効果を得られる」というものだと考えられます。配置は、設備・電気の配管配線や免震装置のメンテナンスルートを考慮しつつ、建物重心に対して、長手、短手の各方向においておおむね左右対称になるよう配置しています。これは、左右対称を崩すと、地震時に免震層をねじるような力が発生してしまう恐れがあるためです。

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