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中古マンション売却新規登録件数「城東」「城北」最高値更新

下のグラフは、売却希望物件としてレインズに登録された月ごとの新規件数を23区地区別にグラフ化したものである(「東日本不動産流通機構」発表)。2017年10月度「城東地区」「城北地区」が2008年来最高値を記録。各々件数は城東地区が2,144件、城北地区が1,695件であった。毎年10月度は新規登録が増える傾向にある。

2017年で最も少なかった新規登録件数の数値はすべての地区において8月度であった。そこからの10月度の上昇率は「都心3区:20.86%」「城東地区:24.00%」「城南地区:21.72%」「城西地区:21.65%」「城北地区:29.89%」。たった2か月で全地区2割超。城北に至っては、3割近くも売り件数が増加したことになる。

都心と城西は最高値が2008年3月である。リーマン前に売り件数が嵩んだ実績は興味深い。景況の変化に敏感で、かつ決断から行動までの期間が短いと想定できるからだ。自宅として使っていれば、こうも迅速には動けないのではないか。資産価値の高い物件の特徴が浮き彫りになっているようだ。

首都圏の「新規登録件数」は同月最高値を記録東京都の同件数も過去2度しかなかった10,000件超えであった。マーケット全体の新規登録件数を牽引しているのは23区では東と北エリアともいえる。

 

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