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中古マンション売りどき【3月〇 8月×】

2017/10/10

中古マンションの売りどきはいつか。ここでは、月別の成約率をみる。成約率は「成約件数/在庫件数」と定義付けた。マーケットに出回っている物件に対する契約に至った件数の比率である。対象は首都圏(水色)と東京都(橙色)。2つのグラフはほぼ同じ上下動を示すため、折れ線グラフが突出した上は首都圏、下は東京都のそれぞの値をラベル表示した。ラベル表示の前に記載されている数字が「月」である。高い値はおおむね「3月」。一方、低い値を示すのは「8月」がほとんど。

 

 

2011年3月は東日本大震災が発生した月である。そのため、この年は前月(2月)が一番高くなった。一方、2016年は1月が大きく落ち込んだ。日銀による「マイナス金利導入」が発表された月である。住宅ローンの金利低下傾向が一層加速すると判断したのだろうか。

留意すべきは、3月は年度末にあたり「新年度(あるいは新学期)がはじまる前に」「賃貸契約の更新のタイミングで引っ越したい」という意識が買い手に働く可能性があることだ。つまり、2月の後ろ倒しや4月の前倒しが加算されやすいということ。加えて、購入の思い立ちそのものは最終的に物件を決める1、2か月前に沸き起こると想定できること。つまり、買われやすい月を知ったうえで「売り時を決める」のであれば、スケジュールを逆算して「マーケットに出すタイミングを見計らう」必要があるだろう。

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