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ワンルームマンション投資の「魅力と注意点」

2017/04/12

30代前後の独身女性がワンルームをはじめとする不動産投資をする傾向は昔からなくはなかった。しかしそれは「財テク」という言葉に包括される財産形成が目的だった。

いまのアラサー女子の場合、将来不安による「生活防衛」が主たる目的である。したがって、キャピタルゲインねらいではなく「下がりにくい」「安定収入」が適した物件となる。価格的にも目的に合致しやすいという意味でも「都心のワンルームマンション」が有力な候補になるだろう。ここではワンルームマンション投資の魅力と注意点をまとめておきたい。

メリットは節税や収入増などあるが、やはり生活必需品である「住宅にかかるコスト」を資産形成に振り向けられる点にあるだろう。これはあくまで自分が「一人暮らしのあいだ住む」ことが前提となる。生きていくうえで最も高価なコストに貯蓄的意味合いも含めることができるのは間違った選択ではないはずだ。仮に住まなくても、収支バランスが良ければ安定した収入源となるはず。次に低金利であること。正確には「超」低金利。不動産購入ローンは数十年もの長期である。一番肝心な「当初数年間」を1%前後もの利払いでしのげるのである。この恩恵はできるだけ若いうちから(注:無理無茶は禁物)授かっておくに越したことはない。さらに賃貸需要が右肩上がりであること。郊外や地方は難しいが、都心は今後も人口が増え、少人数世帯は増える予測が出ている。新築供給もファミリータイプほど細っていないので、選択肢も少なくない。

 

かたや注意点はなにか。まず、「不動産売買は容易でない」ことが挙げられる。最も重要な物件選びは業者頼みになることが多いのだが、信用できるパートナーをどうやって探すか。身の回りに気軽に相談できる人はいるか。そもそも物件を見る目が必要なわけだが、これには相当な時間がかかる。勉強もせず、言われた通りに買ってしまい失敗した例は多い。「質問ばかりして買わない人」は成功報酬型ビジネスの不動産仲介業者からすれば自分たちのアセット(時間)を奪われるも同じだから親身になりたくてもなりにくい。さらに、出口(売却)問題がある。築20年や30年近い物件はどこかで資産の入れ替えを考えたほうがいい。大家業をするならともかく、できるだけトラブル等手のかからない資産を持ちたいなら「築浅で回転(売買を繰り返す)させる」ほうが結果として手間が少ない場合もあるからだ。

資産形成は貯蓄、投資信託、株式投資、FXなど多様に手段がある。リターンの大きな投資ほどリスクも大きい。○○ショックと言われるようなトラブルが起きると株などは大きく値下がりすることがあるが、賃貸収入はそこまで影響されない。物件選びさえ間違えなければ堅い運用手法である。ただそれが簡単ではないのだが。

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