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「街かどへーベルハウス西小山」を見学した

2015/03/31

東急目黒線「西小山」駅から歩いて2,3分。5mに満たない道路に立ち並ぶ一戸建ての住宅街に「へーベルハウス」ののぼりが立っている。モデル展 示場を構えるだけでなく、街のなかに出て顧客を獲得するために新しくできた展示場である。その「街なかモデルハウス」のマスコミ見学会に行ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

プレゼンの冒頭。この一帯(駅から北側)は東京都地域危険度測定調査結果から、建物倒壊危険度と火災危険度が高く、丈夫で耐火性に優れるへーベルハ ウスの強みを発揮できるといた趣旨の説明があった。建物倒壊危険度とは地震動の影響で被害が起こりやすい度合いを地盤と建物の老朽等を調査してランク付け したもの。火災危険度は建物の構造、密集具合から判断したものだ。

ハザードマップや犯罪発生マップも含め、いまやインターネット上で誰でも見ることができる情報である。が、地元の人からすれば、わざわざ外の人から聞かせてもらう必要はないと思うかもしれない。街の様子を一番よく知っているのは長年住んでいる彼らのはずだから。

とはいうものの、敷地と隣家の状況を加味した設計を体験し、自由設計の利点を知ることができる。隣と見合いになり、年中カーテンで閉ざされた窓が(しかもそれが注文住宅のケースも)あるなかで、メーカー(あるいは設計者)の用地理解力を知ることは有効なことである。

 

 

 

 

 

 

 

「街かどへーベルハウス西小山」のおもな特徴は2つ。

賃貸併用二世帯「Rondo(ロンド)」と環境共生の実現である。107.69㎡の敷地に、3階建て187㎡の延床。その1階部分65.11㎡が親世帯(もしくは賃貸)住戸の設定になっている。上の写真の左側の玄関が1階専用である。

2階がリビング、ダイニング、書斎。確かに窓が多く、明るかったが、見られている感じはしない。

環境面は、トリプルソーラー(太陽光発電、エコキュート、ソーラーヒート)、みえる化(発電量や使用電気量、水道使用量、CO2収支など)、緑化、EV車対応、パッシブ設計、雨水利用・浸透など。

パナソニック電工、東京電力からも応援が来ていた。設備の性能、使い方がどんどん進化するので、各メーカーから説明してもらわなければ追いつかないのではないかとも思えた。

下の写真は、ヘーベル板の耐火性や遮音性を見て触れるサンプルの入ったジュラルミンケース。

 

 

 

 

 

 

 

ガソリン1リットルのコストで走れる距離は、ガソリン車19.2km(軽)に対し、電気自動車は133.5kmだそうだ(夜間の割安な電気で充電すると想定)。相当にローコストである。

■旭化成ホームズの「街かどへーベルハウス西小山」

 

 

 

 

 

 

「Rondo」は新宿モノリスで説明を聞いたときから面白い発想だと思い、今回は興味深く拝見させてもらった。志木の展示場は親一人で車椅子の利用を想定していた。だから狭いとは思わなかったが、今回は「両親はどう思うだろう」と思った。

旭化成は二世帯住宅を世の中に普及したメーカーである。そしてマーケットを、実態調査をもとに把握し、研究所まで設置している企業だ。その会社が顧 客ニーズをもとにモデルハウスを作らないわけはなく、ここは「親の住戸として成立している」として見ざるを得ない。だが、アイデアと実空間にギャップを覚 えたのは確か。

子供の土地に住まわせてもらうならまだしも、親の土地だとしたら、「自分たちでどこかに(別の土地を買って)建てたらどうだ」といわせてしまいそうな気がした。逆にそれだけ2-3階が快適に見えたということなのかもしれないが。

 

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