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「横浜白楽レジデンス」の評価

2012/07/04

「横浜白楽レジデンス」は、大成建設の社宅跡地にできる分譲マンションである。東急東横線「白楽」駅から徒歩6分。第一種低層住居専用地域「50・100%」の閑静な住宅街で、ヒルトップにあたる。概要上は地上6階建てとなっているが、高低差のある敷地にあわせ、3階建ての3棟から構成(A~C棟)されている。総戸数は64戸で全戸南西向き。売主は大成建設、大成有楽不動産。設計施工は大成建設。販売代理が大成有楽不動産販売。

建物の特長は、長期優良住宅認定マンションであること、長期優良住宅の先導モデル事業に認定された技術を導入していることの2点。

先導モデルの特筆すべき点は3つ。まず一つ目は壁式構造でありながら耐震等級2を取得した「TWFS工法」の採用である。壁の厚みは340mm以上(一部除く)で、通常より太い鉄筋を使用している。天井高2,450mmに対してサッシュの高さが2,400mm。柱梁の空間は開放的で無駄なスペースが生じない。

二つ目は、更新性を高めるための工夫として、住戸の中ほどにボイドを設けたことだ。屋上から梯子を伝って作業をするのだが、縦の配管は取り替えるのではなく、新しい管を新設する方式である。下の画像、上の段の右。中央やや下にある丸いマークが将来的に新しい配管を通す目印である。このボイド部分は、浴室の窓ともつながり、採光の役割も果たしている。三つ目は生態系を考慮した植裁計画である。地域の気候や風土にあった木を植えることで、シジュウカラやメジロ、アゲハ蝶などを集める考えだ。

さらにユニークなのが、将来区分所有法が改正された場合を想定して、隣の住戸と連結できたり、開放廊下側の窓を大きくしたりすることが可能なつくりにもなっている。この他にも、床天井先行工法、支持脚を増やすことで点検修理のしやすい二重床構造、36N(ニュートン)の200年コンクリートの採用、など自社他社を問わず、長期優良にふさわしいと思われる工法を惜しみなく投じている。

昨年の12月から集客をはじめ、モデルルームへの来場数は400件強。すでに全体の8割の住戸を売り出している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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