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「桜上水ガーデンズ」の見どころ

「桜上水ガーデンズ」モデルルーム

「桜上水ガーデンズ」モデルルーム

「桜上水ガーデンズ」(野村不動産、三井不動産レジデンシャル)は、京王線「桜上水」駅徒歩3分、総戸数878戸の大規模マンションである。約4.7haもの敷地の広さを生かした設計、建て替え事業ならではの質実剛健な設備仕様が注目だ。分譲価格は坪換算で@330万円前後。

建て替え事業はデベロッパーが主導するというより、サポートする側にまわらなければならないため、思い通りのペースで進まないことが多い。用地を買収しないので金利負担はないのだが、その分の人件費は企業である以上回収しなければならない。建て替えサポートは誰にでもできる容易な仕事ではない。粘り強い交渉力と確実に進捗させていく特別なスキルが要されるのだ。ところが、ようやく建て替えの合意がなされ、いざ保留床の新規分譲にこぎつけたところで、「建て替え」自体がセールスポイントにはなりにくい。古くからそこで住んでいた人と新しく買って暮らす人とのコミュニケーション形成は「いつも頭を悩ます」(野村不動産関係者)という。販売上プラスにはならないのである。

しかし、いたって客観的な見方をすれば、建て替え事業にはそれ特有の良質性を孕んでいることに気付く。まず第一に、立地が魅力的であること。昭和の高度経済成長期に建てられた集合住宅は利便性の高い場所が多い。郊外には戸建て、都心の駅に近いところに集合住宅というわかりやすい住宅施策があったからだ。物件の資産価値の向上が期待できるとすれば、もっと関心を持つ人が増えていいと思える。

もう一つは、ときに「too much」とも言われる新築マンションの過ぎた設備仕様をそぎ落とす点である。この辺りは、立地と価格のバランスによってさじ加減が異なるので、一概に善し悪しは表現しにくいが、少しでもマイナス要素を省きたい販売側はど競合物件に負けたくない思いから建物のスペックを「盛りがち」にしてしまう。「桜上水ガーデンズ」は敷地の大きさに恵まれたこともあり、免震や天井高など基本性能に投資をしているが、一方エアコンはすべて壁掛け。バルコニー壁もコンクリート立ち上げである。好き嫌いはしようがないが、置かれた状況からすれば、質実剛健な選択をしていると評価したい。

 

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