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「床下チャンバー空調システム」のどこが先進的か

2011/08/04

外断熱工法を採用し、エコマンションとして話題になった「パークハウス吉祥寺オイコス」。じつはこのマンション、エコよりもデザイナーズマンションとしての要素が強い。しかもその見た目だけではない、住まいの機能を建物の空間美として完結させた点が、いまだ話題に上る。

た とえば、独自開発した「床下チャンバー空調システム」。「風が人体にあたらないこと」がわかりやすいセールストークだが、背景には、開発に至るまでのそれ よりもっと比重の高い(であろう)いくつかの動機があったはず。まずひとつが床下先行工法。コストダウンによる低品質のやり玉に挙げられたことのある工法 だが、改良によって「リフォームしやすい」メリットを前面に押し出せる。そこで、床下にできる一体の空洞を活用。先進的着眼点である。次に、外断熱だから こその、コンクリート打ち放しのスタイリッシュな室内に、壁掛け空調機をかけずに済む。管を通す穴もいらないから、やはりインテリアへの寄与度は高いとい わざるを得ない。そしてメゾネット住戸とも高相性の輻射熱は、一軒家のような屋根の内側を有効活用させた。

フローリングは無垢材である が、これはもうどちらが先なのかはわからない。さらにいえば、すべてにおいて後先が逆の可能性だってある。ただひとつ言えることは、普段から「なぜだろ う」、「だったらいいな」と思い続けていなければ、こうも一度にいろんなアイデアを集約させることはできないということ。だから、住まいのつくり手は日頃 の見聞がものをいうのである。

「パークハウス吉祥寺OIKOS(オイコス)」の可能性について

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