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「大規模管理のナレッジ」を中小規模のマンションへ

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大規模マンションは、デフレの産物的側面があり、「失われた10年(20年?)」の間に突如量産された建物ともいえる。前例のないスケールをどのように作り込み、規模のメリットをいかに発揮させるか。デベロッパーは試行錯誤の連続だったと思われるが、竣工後そのテーマを建物ごと引き継いだのが、他でもない購入者(入居者)である。大規模マンションの管理組合は、大手デベロッパー系列の管理会社でさえ知見のない課題に対し、同じ境遇の人たちと情報交換を繰り返し、ガバナンスからコミュニティ形成まで幅広く活動している。その一端を以前「家の時間」で紹介させてもらった。一例として、下の様な取り組みは非常に参考になるものだ。

「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」のような築浅マンションでは、最初10年間は売主の瑕疵担保保証がついてきます。初期設定の不具合はその後の修繕を深刻なものに発展させるので、この保証を活用しない手はありません。そこで、2年瑕疵修繕の前に専門会社に発注し、地下ピットやエレベーターシャフト外壁などの立入困難で見えにくい箇所を中心に徹底的な不具合調査を依頼しました。この調査結果をもとに、売主と交渉したところ、総額1億に匹敵する修繕が無償で実現されました。おかげで、ゲリラ豪雨でも地下壁面にシミのひとつも付きません。調査費はケチらない方がいいことを実感しました。

このようなスキルは、規模の大小を問わないものとも思える。もちろん投資に対するリターンの大小はあるだろうが。

 

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