News トピックス

「即日完売わずか1物件、しかも5戸」難易度増すマンション市況の読み方

投稿日:

ペントハウス 屋上プライベートガーデン

ペントハウス 屋上プライベートガーデン

不動産経済研究所が、本日発表した「首都圏マンション市場動向調査」。2018年4月度は、新築分譲マンション発売戸数が2,342戸、これは前年同月比14.6%ダウン。初月契約率は63.0%(好不調の目安となる70%ラインをかなり下回っている)。㎡当たり販売単価80.0万円で、これも同6.5%ダウンした。要するに「売り出す戸数が減り、価格も下がり、それでも売れ行きが悪い」と捉えることができる。即日完売物件は1物件のみ、しかも(3期3次の)5戸。実質ゼロといってもいいだろう。

では、市況は悪いのか、というとそれは正確な表現ではない。良い物件はしっかり売れている。

厳密に言えば、市況は「二極化ながら、全体としては様子見の傾向が強まった」感がある。東京五輪2020を2年後に控え、展開を読み切れない、と言ったところだろうか。しかし、ある地域を除いてはそれほど相場は下落しないとみている。逆に、この若干弱い地合いが「強気に出れない売り値で買えるチャンス」。もちろんすべての物件ではないが。

不動産経済研究所が、2018年1月分から「完成在庫数」をあわせてリリースし始めた。初月契約率だけで市況(売れ行き)を語れなくなったからだろう。すべてのデータは参考になりえるが、その濃淡は市場環境で変化する。トピックを見逃さないことも重要。例えば、今月でいえば23区の発売戸数は前年同月比37.7%減。都下、神奈川県も同20%以上落ち込んだ。一方、埼玉県と千葉県は83.9%、120.8%増である。「郊外比重が増えた割には単価が下がっていない」と見るべきである。

 

-News トピックス
-

Copyright© 高級マンション ブログ , 2018 All Rights Reserved.