マンション

「パークホームズ等々力レジデンススクエア」竣工内覧会

2011/08/04

本日「パークホームズ等々力レジデンススクエア」の竣工内覧会に参加した。このマンションは、「仮称)世田谷中町3丁目計画」として1年以上前にリリースされた物件である。総戸数は43戸。低層住宅街に建つ。

LEDや太陽光パネル、見える化パネルといった、三井がこれまでにすでに導入している設備以外の特徴は、おもに3点である。自然換気の活用、エコカー対応、入居者専用エコサイトの新設である。

自然換気は、緑化した中庭、緑のカーテン(バルコニーにフックとネットでツタをはわせる)、それに中庭に気温・湿度・風速を計測するポールを設置 し、そのデータがサイト上で見れるという仕組みだ。廊下側のルーバー格子から自然の風をタイミングよく取り入れようという試みである。業界他社では、気候 情報以外は「リブラン」が数年も前から取り入れている考え方である。

次に、エコカー対応だが、ハイブリッドカー1台をカーシェアリングに、電気自動車用充電コンセント2基を設置した。高速充電機ではない。カーシェア リングは1時間あたり600円と走行距離に応じても課金される。保険、ガソリン、メンテナンスなどすべて不要である。予約の制限も一切ない。興味深いの は、購入者のなかでカーシェアリングが使えるから自家用車を手放した人がいたということである。ちなみにこのマンションは最寄駅から徒歩12分であるが、 駐車場設置台数がカーシェアリング分を除けば21台しかない。率で見れば50%に届かない。にもかかわらず、希望者を募ると丁度過不足なくおさまったとい うから、エコ施策が(経済効率の観点からも)奏功したといえる。

最後に、エコ専用サイト。これは各戸の水光熱使用量の情報が外部サーバーに蓄積され、サイト上でマンション内の利用ランキング等が見れるという仕組 みである。サイトには備品の予約やイベント情報なども見れる。たしかに新しい試みだ。データを前向きにとらえれば、生活コスト削減に楽しく取り組めるツー ルになるかもしれない。しかし一方で、自宅の情報が勝手に測られているという見方もできる。どこまでをプライバシーとするかは個人差のあることなのかもし れないが、光熱費を支払うための不可欠な計測から脱した経験がないだけに弊害も読めない。

当物件は2010年12月から販売を開始し、すでに完売したそうだ。平均坪単価は@290万円台。専有面積が55.25~83.81㎡である。世田 谷で100㎡を超えるマンションはもう出ないかもしれない。様々なエコの工夫のなかで、どれが一番評価されたかといえば、中庭の緑化だったそうである。エ ントランスから入ると正面に見える。上の写真がまさにそのスペースである。エコマンションは何を定義とするか。迷走はまだ続きそうな気配である。

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