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「パルコン」(大成建設ハウジング)の特長

2012/03/23

大成建設は、日本初の地下鉄(現「東京メトロ銀座線」)を施工した企業である。スーパーゼネコンの1社として広く知られているが、コンクリートの技術力に定評があるのは、一般にはあまり認知されていないのではないだろうか。例えば、関連会社で鉄筋コンクリートの注文住宅を手がけている「大成建設ハウジング」の存在もその特色の一つ。

商品名を「パルコン」という。特長は3点。工場で鉄筋コンクリートの「板(ばん)」をつくる。現場で床、壁、屋根を組み立てる。独自のシース結合で一体化する。メリットは、クオリティが均一であること、工期が短いこと、現場がきれいなこと。もちろん木造より、耐久性、耐火性に優れている。

現場でのコンクリート打設は、コンクリートが隅々に行き渡るように、ある程度の柔らかさが必要になる。が、そもそもコンクリートの堅牢性だけを考慮すれば水分は少ないほうが望ましい。工場では、縦に据え置く壁も、横置きにして作ることができるため(「水平打設(ひらうち)」と呼ぶ)、固く練り上げたコンクリートを用いることができ、品質管理もしやすいといった利点がある。

東北地方における「パルコン」の実績は1,236棟。東日本大震災で津波の被害に遭った地域にも建っていたが、津波で流された家はひとつもなかった(画像参照)。また、室内に水が入らなかった家屋もあったという。地震の揺れに強いだけでなく、津波に対する抵抗力のあることが図らずも実証された。

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