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「ザ・パークハウス六番町」の売れ行き

2011/08/10

「ザ・パークハウス六番町」はJR中央線「四ッ谷」駅から徒歩5分、総戸数46戸の分譲マンションである。現在工事中で来年2月に完成の予定である。大妻女子大の裏手にモデルルーム(レジデンスサロン)を構え、6月25日から集客をはじめ、今日から第1期36戸の登録を受け付ける。

グランドオープンをうたったのは7月9日だというから一般公開は4週間である。2週間の事前案内会をいれても6週で登録をはじめるとあっては、この微妙な市況のなかその理由を知りたい。さっそく手配をお願いして見学に向かった。

現地の標高は31m、「四ッ谷」駅(改札)自体も高いためにアプローチはほぼ平坦である。敷地面積は約1,500㎡で整った長方形だ。東側に分譲マンションが当該敷地に向いて開口を設けているため、南と西に開いた建物にした。高さ制限は25mだから8階建てにできたが、階高を3.4mとって7階建てにおさえた。ここがひとつのポイントである。床と同レベルのサッシ框と相まって、高い天井が気持ちの良い空間を作った。竹中工務店の設計・施工である。

次に、価格。56.18㎡~99.86㎡が5,358~1億1,998万円。坪単価にして@340万円前後だ。なぜこのような設定が実現したのかというと定期借地権分譲だからである、がそれにしても割安感がある。地代は平米当たり359円だから、ちょうど管理費と修繕積立金の合計が倍になったという勘定だ。それ自体は高くも安くもないと思うから、やはり分譲価格が余計に気になる。

土地は文藝春秋社の所有地で、三菱地所レジデンスとの転貸借契約となる。価格設定の背景にはこのスキームに理由がかくされているようだ。転貸借で要注意なのはフラット35の使えない場合があることなのだが、三菱地所グループの信用力をもとに個別に了承を住宅金融支援機構にとっている(住宅支援機構HPに掲載済)。第1期の最多価格は6,200万円である。

三菱地所が再開発した現地近くのベルギースクエア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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